.顔のたるみと首の筋肉の関係

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顔のたるみと首の筋肉の関係

顔のたるみと首の筋肉には、密接な関係があると言われますが、本当でしょうか？

確かに、顔と首はすぐ近くにありますし、顔のたるみに首の筋肉は関係がありそうです。

しかしその反面、首の筋肉は顔に直接的には繋がっていないという見方も出来ますから、若干迷うところではあります。

ここでは、そんな顔のたるみと首の筋肉との関係についてご説明します。

顔のたるみと首の筋肉の状態は連動しているケースがよくあります。

首の側面には、フェイスラインにかかわりのある筋肉がたくさんあります。

それらの筋肉は、同じ姿勢を取り続けたりして首が凝り固まると、柔軟性がなくなります。

そのため、フェイスラインごと重力に逆らえず下に引っ張られてしまい、顔のたるみにつながってしまうのです。

また、首の筋肉が固まるということは、「血行が悪くなる」ということでもあります。

結果的に、首周辺のリンパの流れが悪くなることで皮膚にも悪影響を与え、顔のたるみの原因となってしまいます。

ちなみに、人の頭は体重50㎏の成人の方で、およそ5㎏ほどと言われています。

そんな重い頭を支える首の筋肉はさらに固くなりやすく、頭の筋肉、前頭筋にも影響を与えてしまいます。

「前頭筋は」、目の周りの筋肉、眼輪筋に関係しています。

この筋肉の柔軟性がなくなると、目のまわりの皮膚のたるみ（顔のたるみ）の原因にもなるのです。

顔のたるみは、顔の筋肉や皮膚の状態だけで起きるのではありません。

顔を含む頭部をささえてくれる首の筋肉の影響も、想像以上に受けているのです。

顔のたるみの原因となる首の筋肉は、どのようにケアすれば良いのでしょうか？

まず、顔のたるみを食い止めるために、顔のケアをするのは当たり前ですね。

マッサージや化粧品、保湿やサプリメントなど、皆さんそれぞれ、様々なお手入れをされていると思います。

そんな中、今日からマッサージの手を、「首の筋肉をほぐす」ということにも使ってみて下さい。

耳の下から首の側面を通り、鎖骨まで伸びている「胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）」と呼ばれる筋肉があります。

胸鎖乳突筋は、首を傾けたり、頭を後ろに倒したり、さらには「呼吸の補助」も行う、常に使われている筋肉です。

この筋肉の柔軟性がなくなってしまうと、呼吸が浅くなってしまうという事態が起こります。

呼吸が浅くなると、代謝も悪くなり、それが「むくみ」にもつながります。

ところが、首の筋肉がほぐれれば血行も良くなり、リンパの流れもスムーズになります。

言いかえれば、首の筋肉をほぐすことは、顔のたるみを食い止める手助けになると言えるのです。

顔のたるみが気になったら、顔のケアだけでなく首の筋肉をほぐすことも、非常に大切なポイントなのですね。

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