顔のたるみとホルモンバランス

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顔のたるみとホルモンバランスの関係について

顔のたるみの大きな原因の1つにホルモンバランスが挙げられます。

人間の身体には100種類を超えるホルモンが存在すると言われています。

ホルモンは、身体のさまざまな器官から分泌や合成が行われているものです。

血液の流れに乗って全身に巡り、身体の生活現象や生活原理の促進や抑制を行い、安定した精神状態や生命維持活動を行っているのがホルモンなのです。

また、ホルモンは、身体に備わっている全ての機能を正常に作用させるために的確な指示を出す情報伝達物質でもあります。

ところで、顔のたるみを誘発する種類のホルモンとはいったいどのようなものなのでしょうか？

では、顔のたるみとホルモンバランスの関係性についてご説明します。

顔のたるみの原因となるホルモンは、ズバリ！「女性ホルモン」だと言われています。

女性ホルモンには卵胞ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と、黄体ホルモンの「プロゲステロン」の2種類存在します。

エストロゲンは、女性の場合なら妊娠の準備をしたり、女性らしい身体や美肌を作るなどの重要な役割を担っています。

ただし、エストロゲンは男性にも存在します。

たとえば、悪玉コレステロールを減少させたり、血管を拡張させるなどの効果があり、心筋梗塞や脳梗塞、生活習慣病の予防にも良いのがエストロゲンなのです。

エストロゲンは「美肌ホルモン」という異名を持っています。

つまり、顔のたるみ改善はもちろん、美しい肌を維持していくためには必要不可欠な物質なのです。

一方、プロゲステロンは妊娠を補助する役割があり、血糖値の上昇を緩やかにする作用や利尿効果などといった効能があります

ただし、このプロゲステロンは別名「ブスのホルモン」と呼ばれています。
（すごいネーミングですね＾＾；）

呼び名が示す通り、それだけお肌の調子を不安定にさせてしまうわけですね。

こうやって書くと、「美肌ホルモン」は正義の見方で「ブスのホルモン」は悪者のように感じると思いますが、そうではありません。

顔のたるみを改善したり、美肌を保つためには、女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンのバランスがキチンと取れていることが重要なのです。

ホルモンバランスの増減に対する指令を出している場所は「脳の視床下部」というところです。

視床下部は、自律神経をコントロールしたり、ホルモンバランスを整えるという働きもあります。

そして、この視床下部がキチンと働いてくれるためには「身体の健康バランス」が不可欠なのです。

つまり、ふだんから健康的で規則正しい生活を送ることが、ホルモンバランスにとっては何よりも大切なんですね。

月並みに感じるかも知れませんが、顔のたるみ改善のためには、常に健康維持を意識する必要があるのです。

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